雇用保険は条件を満たす労働者はかならず加入する義務のあるものですし、退職後や、労働災害などトラブル時の生活を守ってくれる大切な保険です。
関連記事:雇用保険に加入できる条件
万が一加入していなかった場合、とても面倒なことになってしまいます。
関連記事:会社が雇用保険に加入していないことが発覚。「遡及手続き」とは
メモ:雇用保険や社会保険の加入は、すべて会社側が手続きをしなければいけないものです
雇用保険にまちがいなく加入できているか、確認する方法は以下の2つです。
確認方法1.会社に確認する
総務部などに
「雇用保険被保険者証って会社で保管されてますか?見せて貰えますか?」
と尋ねましょう。
「雇用保険被保険者証」という紙があればあなたが雇用保険にまちがいなく加入している証明になります。
労働者側でも会社側でも、どちらが保管していても構わないのですが、会社側で保管しているケースがほとんどのようです。
メモ:小さい紙なので、受け取っても失くす可能性があるでしょうしね
ただこの方法は気の進まない方も多いと思います。見せてくれと言ったところで、「見てどうするんだ」と訝しがられてしまい、お互い気持ちよくないでしょう。
確認方法2.自分で確認する
ハローワークに行き「自分がちゃんと雇用保険に入っているか確認したい」と伝えましょう。
「雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票を書いて窓口に出してくれ」と言われるはずですので、言われたとおり記入して提出します。
ちなみにネットで雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票を印刷することもできます。
外部リンク:ハローワークインターネットサービス
ですが、印刷した票はけっきょくハローワークに持っていかなければいけないので、手間はあまり変わりません。
雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票を提出したら、雇用保険被保険者資格取得届出確認照会回答書が受け取れます。
そこで間違いなく雇用保険に加入しているかどうかが、判明するということですね。
メモ:票の名前、もうちょっと何とかならなかったのかな