今月の相談の傾向
9月に入り「ウィズコロナ」の考え方が広がり、外出する方も増えてきたようです。
それでも、特に外食や旅行など接客を中心とする企業の声を聞く限り、景気が回復してきたとは言えないようです。
9月は例年、退職をされる方が多くなる月でもありました。その結果、お問合せも増えています。
その中では、まだまだコロナの影響での退職も多いままです。
特に「コロナにこじつけて退職勧奨」というようなコロナがダシに使われるという事象が散見されることが気がかりな状況です。
そのようなことに巻き込まれることがないように、そのようなことを起こさないように気をつけたいものです。
無料相談申込件数 | 208件(前月比+39件) |
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相談の種類別比率
全体としては、引き続き退職勧奨やパワハラなどが多くなっています。その裏を探っていくと「経費がかさむので辞めてほしい。しかしギリギリまで働いてほしい。」という、経費削減をしつつも売上を上げたいという理不尽な要求が多くなっているようです。
無料相談ピックアップ
過酷な退職強要で体調をくずしました。
年齢:30代
性別:女性
地域:大阪府
職種:一般事務

大学を卒業してしてから、現在の会社に勤め始め、15年近く勤めています。
小さな会社で一般事務をしていますが、実際のところは庶務総務など「なんでも屋」のような扱いになっています。
お給料は悪くなかったので、それ自体は問題ではないのですが、一昨年からやはりコロナの影響で会社の売上が落ちてきていて、ノルマが達成できない営業の方が次々と自分から辞めたり辞めさせられていきました。
その結果、営業する方が少なくなったので、当然売上はガタ落ちになり、なおさら社内がギスギスしてきました。
とても達成できるはずのないノルマを強制する社長と、それに反発する社員、あるいは仕事放棄のような状態になっている社員…と、凄まじいまでの荒れようでした。
残っていたのがもともとは営業成績を上げていた「自分の考えをしっかり持つ方」だったこともあると思いますが、喧嘩のようなことが日常茶飯事で、当事者ではない私も常に社内でその話を聞いていて精神的にも疲れてきていました。
ある日、それまで最も売上を上げていた営業職の方が退職を申し出て、会社が一気に傾きはじめました。
経理の手伝いもしていましたので、手にとるように分かってしまい、私も暗い気持ちになっていました。
そこに追い打ちをかけるように、社歴が長いためにそこそこの給与をもらっていた私にも退職強要が始まりました。
仕事自体は気に入っていたので手放すつもりはなかったのですが、やがて毎日会議室に呼び出されて数時間「貴方はここにいないほうが貴方のためだ」という話を延々とされ続け、2週間経った頃にはもう辞める気になっていました。
今、有給消化に入って1週間経ち、あれはマインドコントロールのような退職強要だったと思っています。ただ、あんなところに戻るつもりも、もうありません。
ネットで退職後の失業給付について検索していたら支援会にたどり着きました。失業給付とは別に退職後すぐに給付を受けられるとのことで、給付金申請サポートを受けようと思います。その後は再就職のサポートも受けたいと思っています。よろしくお願いいたします。
今月の利用者インタビュー
「有休はありません」と公言する会社から逃げ出した大竹様
お名前:大竹 慎吾 様(仮名)
ご年齢:30代後半
前職:住宅販売会社 営業企画 年収約300万円
現職:大手運送会社 内勤総合職 年収約330万円

「有休はありません」と平然と社員の前で言うようなワンマンブラック企業に耐えられず、脱出を決意した大竹様。福利厚生がしっかりしている大手運送会社へ転職されました。残業はある程度あり仕事も楽ではないが、法律違反まではないので以前よりも快適に仕事ができているそうです。
(続きは以下のリンクからご覧ください)
来月の支援会について
9月は退職される方が増える時期でもあり、お問い合わせが多くなっておりました。
その中でも増えていたのは、コロナを理由にした退職勧奨でした。
実際にコロナの影響があることは事実ですが、それの影響とは関係なくコロナにこじつけて退職勧奨をせまったり、ノルマを無理に増やすなどの理不尽な要求が増えているようです。
企業側としてもそのような理不尽な対応をするのではなく、社員全員で乗り越えられるような協力姿勢を打ち出したいものです。
働いてもらう労働時間を増やしながら人件費を減らすことは現実的ではありません。
働く人がいなくなってしまってからでは再起も難しくなります。
なんとか良い施策を労使協力して打ち出したいですね。
全国退職者支援会では、この状況を踏まえて引き続き給付金申請サポート、および転職・再就職支援のサービスをご提供いたしております。
コロナにかこつけて無理やり退職強要するような「ウィズコロナ」ではない、本当のウィズコロナが実現したとき、常に自分らしく働ける職場に出会えるように、サポートを強化してまいります。
働く人も企業の側も、お互いに相性が良いと思える関係性をつくっていけるよう、今月も働く人のリスタートをお手伝いします。
※相談内容は実際のご相談を元に読みやすく表現を調整して掲載いたしております。
※個人の特定を避けるため、一部個人情報には変更を加えさせていただく場合がございます。