退職後の生活が不安でなかなか退職に踏み切れなかった練馬様(40代男性)

お名前:練馬 昌也 様(仮名)
ご年齢:40代後半
前職:精密機器メーカー 総務部 年収約800万円
現職:自動車部品メーカー 営業職 年収約500万円

大学を卒業後、新卒で中堅の精密機器メーカーに就職し、それから20年以上働かれていた練馬様。その間に家族もでき、安定してお仕事をされていらっしゃいました。しかしこのコロナ禍で人員削減が始まりその結果、練馬様ご自身もその矢面に立たされることになりました。
正式な退職勧奨やリストラではなく、ゆっくりと辞める方向に持っていくような嫌がらせを受け続けた練馬様は「家族の生活のために」と会社にしがみつき続けていましたが、1年以上そんな嫌がらせが続いた結果、もう持たなくなり退職を決められました。
退職後は、想定したよりも早く今のお仕事の再就職でき、年収は下がったものの安心して働ける環境ができ満足していらっしゃいます。

インタビュー

前職を教えてください。

精密機器メーカーで総務をしていました。具体的には広報と人事が主な業務でした。

会社では重要な役割ですね。

そうですね。
私もそう思ってプライドを持って働いていたのですが、コロナ禍で会社の売上が落ちてしまいまして、人員削減が始まってしまいました。
受注が減っていたわけではないのですが、材料不足で商品が思い通りに作れない状況が1年近く続いてしまって、会社が維持できなくなってしまいました。

それで退職をされたということでしょうか。

いいえ。
もちろんその状況を見て早々に退職を決める社員もいたのですが、私自身は家族もいて生活があったのでなかなか退職はできませんでした。
ただ、売上が落ちて半年くらいしたころから、だんだんと退職をしてほしそうに、部長や社長から言われたり嫌がらせを受けるようになって…。
半年くらいはしがみついていたのですが、だんだんと精神的にきつくなってきて退職を決意しました。

大変な状況ですね。

はい。
最後はとてもつらかったです。
それでも家族の生活をと耐えていましたので、精神的におかしくなってきていました。
そのときに支援会に相談をしまして、給付金申請サポートとその後の就活サポートを受けました。

退職後はすぐに転職されたのですか?

そんなにすぐでもなかったですが1年以上休むこともなく、ですね。
半年くらいで再就職をしました。
退職後は給付金を受けながらしばらく休もうと思っていたのですが、家にいるとやはり仕事もしたくなってきて、結局思っていたよりも早めに再就職活動を始めましたね。
その際は、就活サポートのアドバイザーの方にもかなりお世話になりました。

それで最終的には現在の営業職に転職されたのですね。

はい。
ずっと総務畑で働いてきたのでITなど技術的に得意なスキルはなく、かといって広報や人事は募集がほとんどなくて職場探しが難航したのですが、そこでアドバイザーさんと相談して適性なども見てもらった結果、営業が向いているのではということで、今の職場を紹介していただき再就職しました。

今のお仕事はいかがですか。

とても楽しいです。
これまで総務系の仕事や前職の会社の仕事である機械づくりしか知りませんでしたので、その中で頑張っていたのですが、営業に転職してみてがらっと「仕事」に対するイメージが変わりました。
40代になって初めて天職にありつけた気がしています。
考えてみれば人と話をするのは好きですし、自分が気に入ったものは常に周囲におすすめするような性格をしているので、趣味のようなやりたいことの延長で仕事の成績が上がるので、面白く楽しんでやっています。

それは意外でしたね。

本当にそうです。
自分がこんなに営業に向いているとは思いませんでした。
今はまだ前職の年収よりも低いのですが、来年からはベースもボーナスも大幅アップして前職の年収まで戻る見込みです。
家族にも楽をさせてあげられそうで楽しみです。

働きやすい環境を見つけられたようで良かったです。

はい。支援会の皆様のサポートのおかげです。ありがとうございました。

お役に立てまして嬉しいです。今後もご活躍ください。

はい。本当にありがとうございました。

まとめ

新卒で入社した会社でずっと広報や人事など総務職をされていらっしゃった練馬様。40代になるまで20年以上勤めてきましたが、コロナ禍でそれまで業績が安定していた会社が突然傾き始めます。その結果、ご自身も人員削減の候補に挙がってしまった練馬様は、正式な退職勧奨を受けないまま嫌がらせを受け始めます。

やがて嫌がらせに耐え切れず退職された練馬様は、給付金申請サポートをお受けいただいて半年ほど休んだあと、さらに就活サポートをお受けいただいて適性を見極め、40代で未経験だった営業職に転職されました。その結果、「営業が天職だ」というほどはまって毎日楽しくお仕事をされていらっしゃいます。成績も順調に上がっているそうで、このままいけば年収も前職を超えるとのことでした。やはり自分に合った仕事をするということは重要ですね。時にはこれまでのキャリアよりも適正は重要になるようです。

全国退職者支援会では、今後も現職よりもよりご自分にあったお仕事に転職され充実した生活が送れるように、労働者の皆様をサポートしてまいります。そしてそれが結果として企業・事業者としてもミスマッチを減らすことに繋がると信じております。
ぜひ応援、ご協力お願い致します。

※本記事は実際のお電話での相談を元に読みやすく表現を調整して掲載いたしております。
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