自分自身もメンタルがやられてしまった瀬川様(40代女性)

お名前:瀬川 園子 様(仮名)
ご年齢:40代後半
前職:看護師長 年収約550万円
現職:看護師 年収約400万円

看護学校を卒業後、20年以上看護師をされてきた瀬川様。前職では、大きな病棟の全体の管理を任されるほどになられていました。そこまでは順調でしたが、その後、日々の激務にやられてしまい、メンタルにダメージを受ける状況に。その病棟は精神科だったのですが、自分自身も診断を受けて療養することになってしまいました。
再就職後は、比較的小さな病院で一般の看護師として働かれていらっしゃいます。責任が重い立場を外れて、今は比較的落ち着いてお仕事をされていらっしゃるようです。

インタビュー

前職を教えてください。

看護師です。

現職と職種としては変わられていないということですね。

はい。そうです。
看護師から看護師へ転職しました。

前職を退職された理由は何でしょうか。

あまりに激務で、患者様の対応にも神経をすり減らしていた結果、自分自身も精神的にダメージを受けてしまったためです。

それは大変でしたね。

そうですね…。自分自身では「大変ではない」「普通のことだ」と考えていたのですが、実際にはダメージが毎日蓄積してしまっていたようです。

その後はすぐに転職されたのですか?

いいえ。
しばらく2年近くゆっくりと休みました。
病名について、私自身では軽い「適応障害」程度だと考えていたのですが、出た診断が具体的には「うつ病」でした。
それ自体もショックでしたし、それならばゆっくりと休まなければと考えて、しっかり休養期間をとることにしました。
その際に、給付金申請サポートを受けさせていただきました。

それでその後は現在の職場に転職されたのですね。

そうです。
とてもではありませんが、以前のような激務には戻りたくなくて、それでも私は看護師以外のことはできませんので、看護師でそれほど厳しい業務ではないところをかなり必死で探しました。
その結果、今の職場が見つかりまして就職したところです。

今の職場はいかがですか。

とても落ち着いて働けています。
以前は、朝から夜まで走り回っていましたが、今の職場ではそのようなことはなく、きちんと隙間時間のある予定で仕事がこなせています。
もちろん、急な呼び出しはありますが、以前のように「急な呼び出ししか無い」というようなことはありません。落ち着いて対応できることは患者様のためにもなりますし、そういった点でも嬉しいですね。
前の職場では忙しいだけで「患者様のためになっている」という実感もなかったですから。

とても良い環境ですね。気持ちとしても救われているようでなによりです。

そうですね。久々に「仕事が楽しい」と感じています。
やはり私にとって看護師は天職です。

働きやすい環境を見つけられたようでなによりです。

はい。支援会の皆様のサポートのおかげです。ありがとうございました。

お役に立てていましたら光栄です。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

まとめ

大病院で看護師として長年勤務されていた瀬川様。最終的に看護師長として病棟の管理まで任される状況でしたが、自分自身も病気を患ってしまい、退職してしまいます。

その後、瀬川様は、給付金申請サポートをお受けいただいて2年近く休養されたあと、以前よりも落ち着いて働ける病院を探して転職されました。その休養と努力の結果、今度は落ち着いた環境で天職である看護師のお仕事を再開していらっしゃいます。

全国退職者支援会では、今後も現職よりもよりご自分にあったお仕事に転職され充実した生活が送れるように、労働者の皆様をサポートしてまいります。そしてそれが結果として企業・事業者としてもミスマッチを減らすことに繋がると信じております。
ぜひ応援、ご協力お願い致します。

※本記事は実際のお電話での相談を元に読みやすく表現を調整して掲載いたしております。
※個人の特定を避けるため、一部個人情報には変更を加えさせていただく場合がございます。