人間関係に疲れ切って退職した武井様(50代女性)

お名前:武井 早苗 様(仮名)
ご年齢:50代前半
前職:食品卸会社 事務職 年収約250万円
現職:自営業 年収約200万円

食品卸会社に20年以上勤められていた武井様。コロナ禍で人手不足に陥りそのストレスから職場の人間関係がギスギスとしてしまいました。1年ほど耐えて通勤していましたが、体調を崩し退職されました。
現在は、退職して趣味に没頭する中で、たまに仕事をする生活を送っています。

インタビュー

前職を教えてください。

食品卸会社の総合職です。業務としては、仕入れそのものから営業、経理のお手伝いまでなんでもやっていました。

それは相当な激務ですね。

そうですね。かなり忙しくしていました。
もともと小さな会社だったので、社歴が長い私は色々な業務を任されたり手伝ったりしていたのですが、そこにコロナ禍で経費削減となり、さらに人も減ってしまい、私がメインで担当する業務がかなり増えました。

前職を退職された理由は何でしょうか。

コロナ禍の人手不足で増えた仕事量と、それだけでなくて、社内の雰囲気もギスギスするようになり、居心地が悪くなったからです。
最後は体力的にも精神的にもかなりつらい状況でした。

大変ですね。

はい。最後は体調を崩して病院にかかるようになっていました。

つらい状況ですね…。退職後はどうされていらっしゃったのですか?

給付金申請サポートを受けて1年間ほど休んでいました。給付金があったのでゆっくり休めて良かったです。ありがとうございました。

お役に立てて良かったです。現在はどうされているのでしょうか。

自営業をしています。
自営業と言っても店舗経営などをやっているのではなく、小規模にECサイトを運営しています。
ここまで20年以上食品卸会社に勤めてきましたので、その知識で海外の珍しい食材などを仕入れて輸入販売などしています。

今の生活はいかがですか。

とても充実しています。ECサイトのほうは、売上がそれほど大きいわけではないので事務作業もほとんどなく、発送も外注先に任せていますので、時間をほとんどとられていません。
その時間を使って趣味に没頭する毎日です。笑

素晴らしいですね。

ありがとうございます。
老後の見通しも立ちそうで、私も安心しています。

働きやすい環境をご自身で作られたのですね。

いえいえ。これも支援会の皆様のサポートのおかげです。ありがとうございました。

そう言っていただけると社員一同喜びます。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

まとめ

コロナ禍の経費削減から人員も削減されてしまい、社内がギスギスした雰囲気になってしまったという武井様。最後はご自身も体調を崩してしまいます。

武井様は、給付金申請サポートをお受けいただいて1年ほど休まれました。その後、ご自身で起業される準備を進めECショップを開業されています。その結果、現在は毎日趣味に没頭できるほどの時間を確保しながらも生活に困らない程度の売上は上げていらっしゃるとのこと。自由に自分らしく働ける仕事環境をご自分で作り上げられたことは本当に素晴らしいことと感服いたします。

全国退職者支援会では、今後も現職よりもよりご自分にあったお仕事に転職され充実した生活が送れるように、労働者の皆様をサポートしてまいります。そしてそれが結果として企業・事業者としてもミスマッチを減らすことに繋がると信じております。
ぜひ応援、ご協力お願い致します。

※本記事は実際のお電話での相談を元に読みやすく表現を調整して掲載いたしております。
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