顧客と会社と両方から理不尽さで板挟みだった山本様(40代男性)

お名前:山本 圭吾 様(仮名)
ご年齢:40代後半
前職:タクシー運転手 年収約400万円
現職:建設会社 現場監督 年収約550万円

建設現場監督を経験後タクシー運転手として働かれていた山本様。業務としてのタクシー運転手は現場監督だったときよりもストレスがなく自由で落ち着くとおっしゃられていた山本様。ただ、そのタクシー運転手業も、やがてお客様からのクレーム対応をきっかけにストレスを抱えるようになります。
結局改めてまた転職先をさがすことになり、再度現場監督の仕事を見つけて転職されました。新しい職場では以前の現場監督のときよりも落ち着いてお仕事ができているそうです。

インタビュー

前職を教えてください。

タクシー運転手です。

その前は現場監督だったとお聞きしました。

はい。そうです。
現場監督をしていてその際かなりの長時間労働にストレスを抱えることも多くて、その仕事自体が嫌になり全く違う仕事に転職しました。

本当に全く違うお仕事ですね。

はい。
もう同じ仕事は二度としたくないと仕事を探した結果、タクシー運転手になりました。
それでしばらくはかなり落ち着いて仕事ができていたのですが、また問題が発生しました。

どんな問題だったのでしょうか。

お客様から理不尽んなクレームをつけられることがありまして、その連絡が会社のほうにいったんですが、会社側は私の言い分を全く聞くことなくお客様への謝罪を強要してきました。
私は納得がいかず、会社に抗議したのですが全く認められず…。認められないというよりも聞く耳を持ってもらえなかったんですね。それがきっかけで会社との関係も険悪になってきて、結局退職することになりました。

その後はまた現場監督のお仕事に戻られたのですね。

はい。もともとはそんなつもりはなかったのですが、就活サポートのエージェントさん経由で転職先を探しているときに軽く打診をしてみた建設会社から「ぜひに」と言われまして。
「結局どんな仕事も同じかな」とあまり積極的でない気持ちで再就職しました。
それがこんなに居心地の良い場所になるとは思っていませんでした。

思ったよりも新しい職場が良かったんですね。

そうなんです。
経験者として採用されたのですが、それでも改めて色々と教えていただいて、スムーズに仕事に入ることができました。
職場の上司だけでなく同僚の皆さんも、現場の周りの方もみんな良くしてくださる方が多くて、毎日ストレスなく働けています。

本当に良かったですね。

はい。
あれだけ嫌がっていた現場監督の仕事でこんなに楽しく毎日が過ごせるようになるとは思ってもいませんでした。
一度間違えたことが逆に良かったのかもしれませんね。怪我の功名です。笑

今後も楽しんでお仕事を続けられてください。

はい。
これも支援会の皆様のサポートのおかげです。ありがとうございました。

お役に立てまして嬉しいです。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

まとめ

嫌いでしかたなくなった職種から全く違う職種へ転職された山本様。しかし、その転職先でも理不尽な仕打ちを受け、なんの因果か以前の仕事と同じ職種に転職します。ただ、今度はそれが結果としてうまく行き、あれほど嫌だった職種でも結果とても楽しく毎日働けていらっしゃるようです。

同じ職種でも、大変さや苦労はその会社によって全く違うということが分かる良い例でした。
仕事はその業務内容ではなく、どんな会社の仕事なのかによって全く変わってしまいます。
皆様もよく調べてから再就職先を選んでいただきたいと考えております。

全国退職者支援会では、今後も現職よりもよりご自分にあったお仕事に転職され充実した生活が送れるように、労働者の皆様をサポートしてまいります。そしてそれが結果として企業・事業者としてもミスマッチを減らすことに繋がると信じております。
ぜひ応援、ご協力お願い致します。

※本記事は実際のお電話での相談を元に読みやすく表現を調整して掲載いたしております。
※個人の特定を避けるため、一部個人情報には変更を加えさせていただく場合がございます。